カーボベルデのヴォジーニャが今大会の注目選手の1人に
北中米ワールドカップ(W杯)で初出場を果たしたカーボベルデは、現地時間6月15日に行われた初戦のスペイン代表戦で0-0の引き分けに持ち込み、W杯初の勝ち点を獲得した。マン・オブ・ザ・マッチの活躍を見せたGKヴォジーニャのインスタグラムがフォロワー1000万人を突破した。 【動画】「ミラクルすぎる!」W杯初出場カーボベルデの鉄壁ブロック 現在40歳のヴォジーニャは、大会全体で見ても7番目の年長者。「ヴォジーニャ」はニックネームで、本名はジョジマール・ディアスだ。ジョジマールという名前は、彼が生まれた1986年のメキシコW杯で活躍したブラジル代表の右サイドバック、ジョジマールにちなんで名付けられたという。そんな男が40年後、再びメキシコが開催国の一つとなった北中米大会で、初出場のカーボベルデのゴールマウスを守り抜いた。 ニックネームのヴォジーニャは、ポルトガル語で「かわいいおばあちゃん」や「小さなおばあちゃん」を意味する言葉。その由来を辿ると、父は軍隊に入隊し、母も仕事をしなければならなかったため、ヴォジーニャは幼い頃から両親ではなく、祖父母と生活していた。近所で年上の子供たちとサッカーをしては負け、そのたびに怒りながら祖母に泣きついていたことから、「また、おばあちゃんのところに行くのか!」とからかわれ、やがて「おばあちゃん(ヴォジーニャ)」と呼ばれるようになったという。 そんなヴォジーニャは2009年に母国サン・ヴィセンテ島のバトゥケFCで選手生活をスタート。2016年にポルトガル1部のジル・ヴィセンテ、2017年からはキプロスのAELリソマールで活躍し、2022年からスロバキアのASトレンチーンでプレーをする。2012年に代表デビューを飾った。 12年に代表デビューしてから14年後にたどり着いた大舞台。スペイン相手に圧巻のパフォーマンスを見せたことで、インスタグラムのフォロワーが爆増。スペイン戦前には約5万人だったフォロワーが、1160万人(17日19時時点)まで到達した。 前回王者アルゼンチンのFWリオネル・メッシがハットトリックを記録し、フランスのFWキリアン・エムバペ、ノルウェーのFWアーリング・ハーランドらストライカー陣のゴールが注目されるなか、GKとして小国の40歳にとって人生を変える大会になっている。
FOOTBALL ZONE編集部
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